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ジョリパットとは?特徴やメリットを初心者にも解りやすく解説

ジョリパットのメリットを指すカード

 

外壁塗装について調べたときに「ジョリパット」という言葉を目にする方は多いのではないでしょうか。ジョリパットは、外壁や内装に使用される壁面仕上げ用の塗料です。この記事では、ジョリパットについて詳しく解説します。特徴や使用するメリットとデメリット、塗装する場合の注意点についても解説するので、ぜひ最後まで読んでみてくださいね。

この記事を読むための時間:5分

ジョリパットとは

ジョリパットとは、アイカ工業により販売されている、壁面仕上げ用の資材です。一般的には住宅の外装に使用されていますが、内装や門扉周りの外構などにも広く用いられています。塗料表面に立体感や模様をつけられるのが魅力で、デザイン性を重視したい方を中心に人気を博しています。ここからは、ジョリパットとはどのような塗料かについて、詳しく見ていきましょう。

ジョリパットの特徴

ジョリパットの最大の特徴は、優しい風合いと独特のデザイン性といえるでしょう。おしゃれで洗練された雰囲気が目を引くので、家のデザインにこだわっている人におすすめの塗料です。デザインパターンやカラーパターン、工法の種類が多いため、経験や知識の多い業者としっかり打ち合わせをすれば、理想に合った壁デザインが叶います。

ジョリパットのデザインパターン

ジョリパットのデザインパターンは、アイカ工業が販売しているものだけを数えても、全部で162種類存在します。主な模様のパターンには、ボーダー、スクラッチ、スプレー、ラフ、ローラーなどの種類があります。それぞれ雰囲気や施工方法、価格帯が異なるため、迷ったら専門の業者に相談してみましょう。

ジョリパットのカラーパターン

人気の色味を多数取り揃えており、ベースカラーとアクセントカラーを自由に組み合わせられるため、好みのデザインに合わせられます。カタログ内にある標準色はメーカーがおすすめしている色であり、施工事例や実際の色味を見せてもらえるケースがほとんどです。カタログに載っていないカラーを注文することも可能ですが、実物を見れない可能性が高いため、完成イメージを想像しにくいかもしれません。

使える下地と使えない下地

他の塗料と同様にジョリパットにも、使える下地と使えない下地が存在します。ここでは、使える下地と使えない下地を具体的にご紹介します。下地は、外壁と塗料の密着度や仕上がりに関わる大切なものです。ジョリパットの性能と魅力を最大に引き出すためにも、必ず守りましょう。

使える下地

ジョリパットと相性の良い下地材は「モルタル」ですが、ジョリパットの種類によっては他の下地でも使用できます。ジョリパットに使える下地は以下の通りです。

 

  • ジョリパット塗膜
  • セメントボード
  • リシン系の塗膜
  • アクリル系の塗膜
  • ポリエステル系の塗膜

 

使えない下地

以下の下地はジョリパットに使用できません。

 

  • サイディング
  • 漆喰
  • 土壁
  • タイル
  • シリコン系の塗膜
  • 単層弾性の塗膜
  • フッ素系の塗膜

 

ジョリパットのメリット

ここでは、ジョリパットを使用するメリットをお伝えします。

 

健康面に配慮されている

ホルムアルデヒドは、シックハウス症候群の原因となる人体に悪影響を及ぼす化学物質の一つです。外壁塗料や内装を選ぶ場合、ホルムアルデヒドが含有されていないかを懸念する方も多いでしょう。

 

その点ジョリパットは、ホルムアルデヒドの放散量が最も少ないとされるF★★★★(エフフォースター)に該当します。これは、JAS・JISが認定した安全性を保証する等級のサインであり、誰もが安心して使用できるという証拠です。

長い耐用年数

ジョリパットの期待耐用年数は10〜20年前後と長く、耐久性の高さで知られるフッ素塗料と比較してもほぼ同等です。しっかりメンテナンスや塗り替えを行えば、50年程度は持つといわれています。耐久性の高さを重視して塗料を選びたい場合には、ジョリパットを仕上げ材の候補に入れてみてください。

オリジナリティを出せる

ジョリパットは、カラーやデザインパターンの種類が多く、仕上がりのバリエーションが豊富です。ポップな雰囲気のカラーから、古風な伝統色まで幅広く用意されているため、イメージにぴったりのものがきっと見つかるでしょう。デザインパターンも石目調やレンガ風など160種以上もあります。

 

色やデザインだけではなく、仕上げ方法によっても雰囲気がガラリと変わるため、どの組み合わせにするかによってさまざまな表情を楽しめます。ジョリパットは、個性やオリジナリティを出したい方、デザイン性にこだわりたい方には特におすすめです。

ジョリパットのデメリットジョリパットのデメリットを指すカード

 

ここでは、ジョリパットを使用するデメリットを解説します。魅力の多いジョリパットですが、デメリットについてもしっかり理解しておきましょう。

割れやすい

ジョリパットの性質自体は弾力性に富んでおり、割れに強いです。しかし下地に割れやすいものを使用していると、割れた下地に表面のジョリパットも影響されて破損してしまいます。また悪徳業者が節約のためにジョリパットを薄く塗っていると、その部分からひび割れが始まり、水や汚れが入り込む可能性があります。

汚れが凹凸の隙間に入りやすい

ジョリパットは凹凸をあしらったデザインが多いため、汚れやほこりが隙間に入りやすいという特徴があります。汚れが凹凸に溜まると黒ずみのように見えて目立ってしまうため、ジョリパットのせっかくの美しさが台無しです。美観を保つためにも、定期的に手洗いのクリーニングを行いましょう。

費用がかかる

ジョリパットは手作業で模様を作るので、施工に高い技術を要し手間もかかります。そのため、一般的な塗装に比べると、費用が高くなってしまうことを覚えておきましょう。オーダーメイドでデザインを注文した場合には、一般的な塗装に比べて5割ほど高くなるケースもあります。

 

費用はかかりますが、ジョリパットならではの雰囲気や魅力がたくさんあるので、予算と相談しながら検討してみてください。

ジョリパット塗装を行う際の注意点

塗装や塗り替えは、決して安い買い物ではないので、失敗したくないですよね。ここからは、ジョリパットを使って塗装を行う際の注意点を解説します。

できるだけ実物を確認してから選ぶ

ジョリパットには、さまざまなカラーバリエーションや、パターンデザインが用意されていますが、実物を見てみるとイメージと違った…ということは珍しくありません。細かいニュアンスの違いもあるため、可能であればある程度のデザインを考えた時点で業者に依頼し、サンプルを取り寄せください。また色味は照明具合によって見え方が異なるため、サンプルを見る際は自然光の下で確認しましょう。

技術力・実績のある業者に依頼する

ジョリパットの施工は手作業の部分が大きいため、職人の腕によって仕上がりが異なります。見た目の問題だけではなく、期待耐用年数も左右されてしまいます。そのため、技術力の高い業者やジョリパットを施工した実績のある業者に依頼しましょう。

ジョリパット塗装を行う際の目安価格

通常、サイディングの目安価格は3000〜5000円/平方メートルが一般的です。それに対してジョリパットを使用した場合は、標準的なもので5000円〜/平方メートルになります。選ぶデザインにもよりますが、30坪の住宅を施工した場合、80〜150万円ほどと考えてください。

 

グレードを上げたり、内装用の不燃タイプのものを使用したりすると、さらに価格が上がるので、予算と必要な機能をよく考えて業者によく相談しましょう。プロの経験と知識から、適切なアドバイスをもらえます。

まとめ

ジョリパットとは何かについてや、使用するメリットやデメリット、目安の価格をご紹介しました。ジョリパットはデザイン性の高さや耐用年数に長けた、人気の塗料です。家のデザインにこだわりたい方や、理想の雰囲気をイメージできている方に特におすすめです。

 

ジョリパット塗装を失敗しないためには、知識や経験が豊富な専門の業者選びが大切です。気になった際には、ジョリパットを取り扱っている業者に、ぜひ相談してみてくださいね。

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