ホームページに来て下さりありがとうございます。


屋根の葺き替え工事のやり方を7つのステップで解説!

葺き替え工事で使う新しい屋根材

 

屋根が劣化するとサビやコケがついて見栄えが悪くなるだけでなく、ひび割れや雨漏りが起こるなどの実害にも繋がります。このような問題は、屋根を塗装するだけでは解決できないため葺き替えのような大掛かりな工事が必要となります。本記事では、屋根の葺き替え工事の概要、そしてこの工事の手順とかかる日数について詳しく説明します。

この記事を読むための時間:3分

屋根の葺き替え工事とは?

屋根の葺き替え工事とは、老朽化や損傷が進んだ屋根材を撤去し、新品の屋根材を取り付ける作業のことです。この工事では、古くなった屋根材、防水シート、野地板など屋根一式を取り換えるのが一般的であるため、屋根リフォームのなかでも大規模な工事となります。

 

葺き替え工事にはいくつかのメリットがあり、例えば外観を美しく保つ、屋根と建物の寿命を延ばす、雨漏りを解決する、地震対策に繋がるなどが挙げられるでしょう。大規模な工事のため屋根塗装に比べるとコストがかかりますが、その分屋根の老朽化問題の根本的な解決法となるので、屋根の事で悩んでいる方は葺き替え工事を検討してみるのもおすすめです。

葺き替え工事の手順と日数の目安

屋根の葺き替え工事は、古くなった屋根を丸ごと新しいものに取り換える大掛かりな作業となるため、工事には大体7~10日程かかります。天候の具合や屋根の面積、職人の数によって工事日数は変わりますが、長くても2週間程度だと考えておくと良いでしょう。ここでは、葺き替え工事の流れと各手順でかかる日数の目安について詳しく紹介します。

足場の設置

屋根の葺き替え工事は、高い所での作業となるので安全に仕事をするためにも足場の設置は必要です。また、この段階で古い屋根材を撤去する際に、破片やほこりなどを近隣へまき散らさないよう「養成シート」を張って次の作業の準備を行います。足場の設置作業は、屋根職人ではなく足場組立専門の職人が行うことが多く、大体半日~1日ほどで終了します。

既存の屋根材の撤去

足場を設置し安全に作業を行えるようになったら、次は既存の屋根材を取り払います。取り外された屋根材は、屋根の上から積載車に投げ込む方法や、電動リフトを使って地上にゆっくりとおろす方法で撤去されます。この作業にかかる日数は2日程度を想定しておくと良く、この作業中は土やホコリが舞い散るため家のドアや窓を開けるのは極力避けるようにしましょう。

下地の補修

屋根材を撤去し終わったら、屋根の下地の点検と補修が行われます。屋根材を構造的に支える野地板に劣化した部分や損傷がある場合には、修理や補強が行われ、必要であれば新しい物に交換します。下地は、屋根を構造的に支えるだけでなく仕上がりを美しくするのにも重要な役割を持ち、作業にかかる時間としては1~3時間程が目安となります。

防水シートの敷設

雨が室内に入ってくるのを防ぐ役割を持つのが防水シートです。この防水シートは、補修された野地板にタッカーと呼ばれる器具で張り付けけるのが一般的でしたが、最近では粘着式になっているシートを使用することで野地板に傷を付けず貼り付けられるようになりました。この防水シートの敷設も下地の補修と同じく1~3時間程の作業で終了します。

新しい屋根材の設置

次に、新しい屋根材の取り付け作業が行われます。古い屋根材を撤去してから下地の補修、防水シートの敷設までは、一時的に屋根が無い状態になるので雨が降らないうちに一気に作業を進める必要があります。しかし、新しい屋根材の設置は既に防水シートが敷かれている状態で作業できるので2~3日と比較的時間をかけて行えます。

雨樋の設置

新しい屋根材を取り付けた後に行われるのが雨樋の設置です。屋根に雨が溜まらないよう、排水溝へ誘導させる雨樋を取り付けるのですが、この雨樋のおかげで雨漏りや外壁の傷みを防ぐことが可能となります。雨樋の取り付け作業には大体1日位かかると考えておくと良いでしょう。

足場の解体

最後に足場の解体を行い屋根の葺き替え工事は完了となります。足場の解体は大体半日~1日で終了しますが、足場に関しては屋根の葺き替え工事を行う業者とは別の業者に依頼することも多いため、屋根の工事が終わった数日後に解体作業となることもあります。

まとめ

屋根の葺き替え工事は、やらなければならない手順も多く工事にかかる日数も長期にわたるため大変ですが、建物の耐久性と安全性を確保するのに欠かせない作業です。葺き替え工事によって解決できる屋根に関する問題は多くあるので、もし悩んでいるようであれば業者に連絡し、工事の日数や料金などの見積もりを出してもらうところから始めてみると良いでしょう。

プライバシーポリシー  /  特定商取引に基づく表記      Copyright (C) 2022 ジャパンテック神奈川. All rights Reserved.