自分でできる!ジョリパットのメンテナンス方法と業者に依頼する目安
「ジョリパットをできるだけ長持ちさせたいけれど、自分でできるメンテナンス方法はあるのだろうか…?」とお考えではないですか?
デザイン性の高いジョリパットだからこそ、日頃の手入れを欠かさず、きれいな状態を保ちたいですよね。そこで今回は、ジョリパットの自分でできるメンテナンス方法をご紹介します。業者に塗り替え塗装を依頼すべきサインも解説するので、ぜひチェックしてみてください。
この記事を読むための時間:3分
外壁塗装には定期的なメンテナンスが必要
ジョリパットも含め、外壁塗装を長持ちさせるためには定期的なメンテナンスが必須です。具体的には、自分で行う日常のメンテナンスや点検に加え、5〜8年ごとに業者に見てもらうと安心でしょう。
ジョリパットはきちんと手入れをすれば50年程度の寿命があるといわれており、その耐用年数の高さも魅力です。しっかりメンテナンスをして綺麗な状態をできるだけ長く保ちましょう。
ジョリパットの自分でできるメンテナンス
ここからは、自分でできるジョリパットのメンテナンス方法を解説します。
手洗い洗浄
普段から柔らかいブラシなどを使用して手洗い洗浄を行い、細かい汚れを落としましょう。なかなか汚れが落ちないときには、中性洗剤を水で薄めて軽くこすってください。なかなか汚れが落ちなくなってきたときには、外壁塗り替えをすべきサインかもしれないので、注意して見ておきましょう。
日常的に状態を点検しておく
ジョリパットの特性上、ヒビやカビなどの劣化が進んでしまうと、塗り替えを行なっても跡が残ってしまうケースがあります。壁の状態をできるだけきれいに保つためには、普段から壁の状態をこまかく観察しておくことが大切です。通常の状態を知っておくことで、劣化の始まりサインが現れた際、敏感に気づけるでしょう。
業者に外壁塗装を依頼すべきサイン
ここからは、業者に外壁塗装を依頼すべきサインを解説します。
カビやコケなどが発生している
ジョリパットの防水性が低下すると、カビやコケ、藻などが発生します。塗装したてだったとしても、湿度が高く風通しが悪ければカビが生えやすいため注意が必要です。カビやコケの範囲が一部であれば環境要因によるものかもしれませんが、被害部位が徐々に広がっていくようであれば、防水機能の低下によるものと考えられるため、早めの対応をおすすめします。
ヒビ割れが目立ってきた
ジョリパットは、雨や水を含むことにより膨張と収縮を繰り返します。元々は弾性力に富んだ素材なのでヒビ割れしにくいのですが、下地にヒビが入ったり、膨張と収縮を何度も繰り返したりしているうちに、ジョリパット自体がヒビ割れてしまうことがあります。下地にヒビが入った状態は構造上の危険性も伴うため、早めに対処しましょう。
撥水性・防汚性が低下してきた
ジョリパットの塗膜が劣化すると、撥水性や防汚性が損なわれてしまいます。水が染み込みやすくなったときや、毎日のメンテナンスの中で汚れが落ちにくくなったと感じたときには、業者に点検を依頼しましょう。
色あせが目立つ
色あせが目立ってくるのも、塗料劣化のサインです。色あせは徐々に起こるものなので、見慣れてしまい変化に気づけないことも珍しくありません。新築時に、元々の壁の状態を写真に撮っておきましょう。
しかし、ジョリパット塗料の中には、数十年経っても色あせが起こらない種類もあります。そのような場合は劣化を見分ける目安にならないため、他のポイントをチェックしてください。
ジョリパットを放置するデメリット
ジョリパットの劣化に気がつきながらも放置していると、さまざまなデメリットがあります。例えば、大きなヒビが入ったり、パターンごと剥がれてしまったりすると、元のきれいな状態に修復することは難しく、高い技術が必要です。見た目が悪くなる上に修繕費用がかさんでしまうため、状態が悪化する前に定期的なメンテナンスを心がけましょう。
まとめ
ジョリパットの自分でできるメンテナンス方法や、業者に塗り替え塗装を依頼すべきサインを解説しました。日々のメンテナンスと業者による数年ごとの点検で、ジョリパットの耐用年数はぐっと長くなります。大切な壁の美観を保つためにも、日頃のケアを心がけてくださいね。
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