木部塗装の剥がれ問題・下地処理で塗装をすべて剥がします
おはようございます。
ジャパンテックの萩原です。 久しぶりの投稿になります。
暖かくなってきて、塗装をする方が増えてきました!
工事中の検査・確認。 お客様への工事説明など、スタッフ総出でやっております!
そして、今日は雨!
見積書などの書類作成以外で、久しぶりパソコンの前に座りました。
ブログで書きたいこと山積みで、どこから書こうかな?と思ってみると、ブログ用に撮った写真を探すのに・・・(汗
これ、工事のポイント! という内容がたくさんあるので、随時出していきます!
O様邸での木部の下地調整作業の様子をご紹介させていただきます。
建物外部に木部が使用されている場合、どのような下地調整を行うかが重要になります。
なぜなら、塗装がハガレやすいから。
なぜ、木部塗装がハガレやすいのか?
理由は、木の水分含有量に大きな原因があります。
木を切り出した直後、多量の水分を含んでおり、この状態を「湿潤状態」といいます。 また、木に含まれる水分が乾燥により蒸発すると「乾燥収縮」が起きます。
※ 乾燥収縮で木は反ったり、曲がったりします。
↑ ↑ この変形により、塗装の剥がれが起きやすくなります。
O様宅では、太陽がよく当たる木部の塗装を剥がしています。
塗装の剥がし方にはいろいろありますが、、、
機械を使用することが多いです。
窓枠 木部の塗装剥がし作業写真
機械を使用して作業です。 塗装を剥がして、木部を出します。
塗装を剥がした様子になります。
塗装をすべて剥がしたら、塗るのはペンキではなく、”自然保護塗料” と言われる 浸透型の防腐剤を塗ります。
防虫・防腐・撥水効果がある材料で、木の呼吸性を妨げない塗装方法を採用いたします。
木に塗料を浸透させているだけで、塗装剥がれの心配もありません。
塗装を剥がさずに工事をする場合、シリコンやフッ素などの高耐久の塗料を塗ったとしても、木部の塗装剥がれの問題対策につながるわけではないので、あまり高い塗料を使用しても、もったいない・・・と考えておいた方が良いと思います。
※ 塗装が原因で、湿気が溜まってしまい腐食につながることもあります。
外部で特に水が多量にかかる部分などがある場合、塗料選択には注意しましょう。
ご拝読ありがとうございます。
では、今日も一日よろしくお願いします!
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