ジョリパット外壁 築16年 家全体の防水性を高める工事
おはようございます。
ジャパンテック神奈川の萩ちゃんこと萩原です。
今日は昨日と打って変わって、冷え込みますねー。
私は花粉症なので、寒さと花粉 両方で鼻水が・・・(笑
皆様もお体にはご自愛くださいませ。
さて、今日は以前からご紹介しようと思っていた内容です。
家の防水性を高める工事とは・・・。
家のリペイント・再塗替えを行えば、家が健全な状態に戻り、キレイで過ごしやすくなります。
家は大切な資産であり、簡単に買い換え(建て替え)など出来ないですよね。
家を長持ちさせる為の工事として、再塗替えですが、その工事の本質は防水性を高めることにあります。
そこで、先日工事をさせていただきました茅ヶ崎市のお客様宅で、
雨漏りを引き起こしやすい部分の写真を撮りましたので、ご紹介させていただきます。
※ 状態を確認しやすくする為、高圧洗浄後の作業中です。
ジョリパット壁のクラック(欠損)
ジョリパット壁のひび割れがあります。
ひび割れから雨水が入り込み壁のジョリパットが欠落・欠損しています。
下地のモルタルにもひび割れが確認できます。
ジョリパット壁のクラック(ひび割れ)
ジョリパット壁のひび割れです。
ひび割れが出ているときは、まず建築図面を確認します。
(構造クラックと判断が付いている場合は別です。)
建築図面には壁の断面が確認出来る”矩計図(かなばかり図)” という物があります。
確認したところ、壁下地には”構造用合板”という、耐震を考えた面材板が張られています。
A様邸では、タテに垂直に伸びるひび割れが1m間隔で複数本ありました。
どうやら、下地が起因しているひび割れだと云うことが推察され、雨漏りの危険性が高いです。
換気フード廻り(外壁貫通部)
室内換気口です。
皆様のお宅には、各部屋に換気口があると思います。
これは、建築基準法で居室の換気設備の取付けが義務づけられているためです。
換気は大切ですが、ここからも雨漏り・・・というケースが後を絶ちません。
ちゃんと、防水・止水処理がされているお宅がほとんどですが、
写真のように、換気カバーがはまっているだけ(残念 というケースが良くあります。
エアコン配管(外壁貫通部)
エアコン配管部 写真の様に室内に配管が送り込まれており、
配管伝いに雨水が送り込まれることがあります。
足場を立てたら、処理をしておきたいヶ所ですね。
屋根 棟違い部(スキマ)
瓦屋根で多いのが、写真の様なスキマです。
分かりますでしょうか?
お客様が通常見える部分ではありません。
塗装だけを考えていれば、この部分はそのままになります。
このようなスキマを放置すると・・・
雨が長期入り続け、下地の防水シートの効果がなくなったときに雨漏りを引き起こすことがあります。
また、鳥が見つけると巣を作ったり、コウモリが入り込んだりと、色々あるんですね。
ベランダ笠木 (手すり)
手すり部分です。
ジョリパット、デザイン住宅の場合、写真の様にモルタル仕上げとする事があります。
完全に防水性が切れて、雨が廻ってしまっています。
ジョリパット外壁 家全体の防水性を高める工事
建設業20年以上やっておりますので、建物を見れば大体の劣化事象は推測することは出来ますが、工事というのは、”現場合わせ”といって、状況に合わせた施工方法を選択する必要があります。ジャパンテック神奈川の施工では、キレイにするだけの外壁・屋根塗装ではなく、防水性を高め、健康な家を維持するための施工を行せていただきます。
その為には、工事後のアフター点検も大切ですね。
では、今日はこの辺りで失礼します。。。
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