
「コロニアル屋根は塗装が必要なの? どれくらいで塗るのがいいんだ?」
そんな疑問をお持ちの方が多くいられましたので、こちらで解説をさせて頂きたいと思います。
出来るだけ分かりやすくご説明するために、実例を元にしております。
コロニアル塗装技術監修 ジャパンテック神奈川 萩原寛明(塗装歴20年)
コロニアル、スレート瓦 【年数別の劣化状況】
家を建ててから、7年目 10年目 14年目のコロニアルの様子
コロニアルに発生する傷みの症状


コロニアル屋根のひび割れの様子です。
塗装工事が必要と感じられる第一の劣化症状です。
防水性が失われ、雨水を吸い込むようになると、
中性化が進み、自然と割れてしまいます。


「屋根にコケが生えるの?」と、初めて塗装をする方によく言われます。
コロニアル屋根材はセメント素材なので、防水性が切れると雨水を吸い込みやすくなり、多湿状態になるためです。


太陽が良く当たると、紫外線・熱によって退色、変色が進みます。
太陽が当たる面にコケが繁殖する量は少ないです。


棟包み・棟押さえ板金などと呼ばれているヶ所です。
板金のつぎめは、雨が入り込まない様に止水コーキング材で処理がされてますが、10年ちょっとで老朽化して防水性が失われています。
屋根は壁と違って見えないので、こういったトラブルは良くあります。


写真では見えにくいですが、棟押さえ板金を固定している釘が浮いています。10年目を迎える家では、釘の浮きが約6~7割の家で発生していると経験上で断言できます。
原因はステンレス釘が使われているためです。
サビが出ないので良いのですが、釘サイズが小さい為、抜けてきます。
(最近の新築ではビスが使わることが多くなってます)


棟押さえ板金は、
新築当時からの固定があまかったり、⑤で紹介した釘の抜けが原因で板金が浮いてきます。
台風の時、吹込みがあるので注意が必要です。


棟押さえは金属でできています。
非常にサビにくいガルバリウム鋼板という物が使われていますが、15年以上放置するとサビが発生します。
