屋根塗装//1番重要なポイント”下地強化塗装について”
おはようございます。
ジャパンテック神奈川の萩原です。
今日のご紹介させていただくお客様は相模原市のお客様宅(屋根塗装工事の途中)です。
屋根と外壁塗装工事をさせていただいておりますが、
今日のブログでは屋根の工事のポイントをご紹介させていただきます。
屋根材は、スレート瓦(コロニアル)です。
今回で2度目の塗り替え工事となりますが、前回塗り替えをしたのが約15年ほど前。
正直なところ、屋根を新しくするか、塗装工事をするか? 検討を重ねました。
屋根カバー工法にした場合、補強計画を踏まえた施工方法をすると重量が重たくなります。
屋根カバー工法にした場合、
・構造用合板増し張り 12㎜の構造用合板を重ね張り補強すると、坪あたり24㎏
・新しい屋根材 例)人気商品のガルテクトなどなら、坪あたり16.5㎏
↓ ↓ ↓
合計 坪/40.5㎏増える計算です。
これを重いと捉えるか?問題無いと考えるか?
これは建築構造の検討と、お客様の主観により変わります。
など、検討を重ねて屋根は塗替え工事をする事に。 次回の工事では屋根を新しくする計画です。
塗装工事で求められるのは、スレート瓦・コロニアルの防水性・中性化による割れ・屋根材剥落防止です。
スレート瓦 素地が出ている様子(工事中)
写真のようにスレート瓦の白い素地が確認できます。
このような状態の塗り替え方法は、”下地強化塗料”と言うものをたっぷりと塗り込んであげる必要があります。
塗料を浸透させて、屋根材を強固に致します。
(写真は、下地強化塗料を1回塗装済み)
その際に使用するのが、”下地強化塗料” ”浸透型エポキシ塗料” と言われるタイプの商品になります。各塗料メーカーで発売されている、下地調整用の塗料ですね。
ちなみにですが、、、
素地が出ているのに通常の塗替え(3回塗り)をした場合、塗料は正しい塗膜にならずに、ハガレや、早期退色というトラブルが起きます。
車に乗って移動していると、その症状が出ているお宅を見かけることが多いので、塗替えをご検討のお客様は、”下地強化塗料”について業者に確認されるのも一つだと思います。
(工事業者がまともに返答しない場合、他にも見積りを取りましょう。)
屋根塗装 スレート瓦 下地強化塗料 2回目
下地強化塗料を2回塗りました。
まだ、白い所がたくさんありますが、少し、あめ色っぽくなっていますでしょうか?
もう一度 強化塗料を塗れば、表面がかなり強固になるでしょう。
事例)先月施工したS様邸 屋根塗装
先日工事をした、工事中写真です。
↑ 屋根 高圧洗浄後
↑ 屋根 下地強化塗料 1回目
↑ 屋根 下地強化塗料 2回目
↑ 屋根 下地強化塗料 3回目
↑ 下地強化塗料 3回目(全体の様子)
このように屋根の塗装工事は3回塗りと言われておりますが、
屋根が傷んでいる場合は塗料をたくさん吸い込むので、3回塗りと言う決まったやり方では正しい耐久性を発揮することができません。
吸い込ませるための塗料をたっぷりと塗りこんで、表面上を強固にする。 これは塗装工事では大切な下地調整となります。
(S様宅は合計6回塗りとなりました。 下地強化塗料を3回塗り 通常の塗替え3回塗り で、フッ素仕上げと致しました。)
ここまで施工してから・・・
上塗りに使うシリコン塗料やフッ素塗料、または遮熱塗料などが、屋根材に吸い込まれることなくなり、元気な塗膜を形成することができます。
この作業を怠ってしまうと、どれだけ良い塗料を使ったとしても、残念な工事結果になります。
たっぷりたっぷり、下地強化塗料を塗りこんであげることで、元気な屋根材を復活させてあげることができます。♪
屋根塗装・スレート瓦・コロニアル屋根塗装をご検討中の方は、是非 ご参考にしてくださいませ(^_^)v
もし、文章だとよく分からない・不安なんだけど・・・って事がありましたら、
直接、萩原にご相談くださいませ(^^) 090-7903-4467
今日は外壁補修工事に言ってきます!
では・・・。
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