ホームページに来て下さりありがとうございます。


雨漏りする時としない時がある理由は?大雨や台風の際の対処法を解説

天井を指差す住人と業者

 

普段の雨は何ともないのに、強風や大雨の時だけ雨漏りするケースがあります。本記事では雨漏りする時としない時があるのはなぜなのか、その原因と対処法について解説します。

この記事を読むための時間:3分

大雨・強風の時だけ雨漏りする原因と対処方法

大雨や強風の時だけ雨漏りする場合、原因としては以下が考えられます。それぞれの対処法も見てみましょう。

 

  • 屋根の劣化・割れ
  • 外壁のひび割れ
  • コーキングの劣化
  • ドレンの詰まり
  • 戸袋・雨戸などのズレ

 

屋根の劣化・割れ

屋根材の塗装は大抵のものは10年で劣化します。そのため定期的な塗り直しが必要ですが、この作業の際に屋根の上を歩くことで屋根材が割れてしまうケースがあります。また、台風で飛来したものが屋根に当たって割れてしまうこともあります。その場合、通常の雨であれば影響がなくても、強風・大雨の時は雨漏りに繋がる場合が多くあるのです。

外壁のひび割れ

一般の住宅に使われている外壁材であるサイディングやモルタル材はひび割れることがあります。すると、大雨や強風時の数日後に室内に入り込んだ雨水が漏れて雨漏りをするケースがあります。

 

その場合、雨水は数日間建物の内部に溜まっていたことになるので、屋根裏や壁の内側の空間など見えない部分にカビやシミ、建築材の腐食が起きている恐れがあり、雨漏りの応急処置はできても家がダメージを受けている可能性があるので注意が必要です。

コーキングの劣化

コーキングとは、窓枠と外壁の隙間や外壁の目地を埋めるために使われるゴム質の素材のこと。コーキング材の寿命は5~10年で、徐々に劣化してひび割れが発生します。その結果、普段の雨程度ならば問題なくても、強風や大雨によって外壁・窓枠に雨が多く打ち付けられると劣化によって生じた隙間から雨漏りすることがあるのです。

ドレンの詰まり

雨水の通り道であるドレンが詰まったり経年劣化により破損していたりすると、雨漏りすることがあります。経年劣化による破損が原因の場合は、雨量や風の強さに関係なく雨漏りすることが多いですが、ドレンにゴミが詰まって排水が上手くできていない場合は大雨の時だけ雨水が溢れて雨漏りに繋がることがあります。

 

そのため、ドレンの周辺で大雨の時だけ雨漏りが起きるのであれば、ドレンが詰まっている可能性が高いと言えるでしょう。

戸袋や雨戸などの変形・ズレ

戸袋や雨戸、シャッターボックスなど家の外側に取り付けられている物は、台風などで強風に晒されると変形したりズレたりすることがあります。すると、その隙間から雨が入り込んでしまうのです。

 

しかし、ズレただけの場合、強風時以外は通常の状態に戻るので、風が強い日や大雨の日だけ雨漏りするという事態が起きます。そのため、原因が分かりづらく、雨漏りしているのが雨戸やシャッターボックス付近と分かっていても原因が特定できないことがあるのです。

大雨・強風の時だけ雨漏りする場合でも修理が必要な理由

大雨や台風の時だけ雨漏りするものの、普段の雨では何もないからと放置するのは危険です。なぜならば、例え年に数回の雨漏りでも雨が家の内部に入り込むと家が傷んだり、湿気のある環境を好むシロアリが発生したりする恐れがあるからです。また、雨漏りでカビが生えるとアレルギーや喘息を引き起こすこともあります。そのため、雨漏りが発生した場合は速やかに修理をする必要があるのです。

雨漏りする時があれば業者に相談しよう

強風や大雨の時だけ雨漏りする場合、多少の雨ならば大丈夫だからと放置してしまう人は多いもの。しかし、雨漏りしているのであれば、家には着実にダメージが蓄積しています。

 

放置すると大きな損害に繋がってしまうこともあるので、時々でも雨漏りするのであれば、業者に原因の調査と修理を依頼しましょう。また、いきなり雨漏りが発生して慌てないように普段から住宅の屋根や外壁などを点検・メンテナンスすることも大切です。

プライバシーポリシー  /  特定商取引に基づく表記      Copyright (C) 2022 ジャパンテック神奈川. All rights Reserved.